箸ができるまで その1
お箸の出来るまでを簡単ですが紹介します。
(材料が桜で、断面が5角形。長さが約13.5mmの子ども用箸の紹介)
①材料の切り出し
バンドソーと昇降盤を使用しておよそ1センチメートル角にカットします。
②荒削り
かんなで削っていきます。
治具には五角形に合わせて溝(108度のV字の溝)があります。
そこに切り出した材料を置き、かんなで削って形を作っていきます。
治具:箸を削るための台
かんなで箸を削っている様子
五角形に削り出した状態1
③仕上げ
ベルトディスクサンダーで箸の表面を整えます。
ベルトディスクサンダーはロール状になった紙ヤスリが回転する構造になっていて、
それに箸を押し付けて加工します。手の感覚による加工のため、形状がそれぞれ異なります。
加工の様子
仕上げ工程は「箸ができるまで その2」で紹介します。