自分の女性性を見つめなおすきっかけ
私が小学生だった頃
我が家は両親がケンカが絶えなかったこと、
兄が反抗期にさしかかり、
家庭内暴力という言葉が社会問題になっていたこともあり、
私はよく母から「子どもなんて無理して産まなくてもいい。
産んだからって幸せになれるとは限らない」と言われて育った。
何事も悲観的な言葉を発する傾向がある母。
時代も20世紀末、環境問題も問題視されて、
この世界が持続可能なのか懸念される風潮のなか、
大人になった私は、
「子どもを産んでも、その子どもはこの地球で
幸せに生きられないのではないか」、
「子どもは幸せになれないかもしれないのに、
この世に命を産み出していいのだろうか」
と思ってしまう自分がいた。
小さな子どもと接することのないまま、
子どもってなんか苦手だなって思いながら、
社会人になった。
20代半ばすぎ、自分をもてあましながら、ふと読んだ本。
『オニババ化する女たち』(三砂ちづる著)
衝撃を受けた。
自分の女性性を見つめなおすきっかけとなった。
きっと後悔する。
身体を全うさせてあげよう。
身体の奥深くの声にしたがおう、と思えた本でした。
そして今でいう婚活を始めたのでした(^^;
今回のコロナ騒動で、そんなことを思い出したのでした。
続く、、