私のストレスクリア 物語3

私のストレスクリア 物語2より

未来と過去の統合

私が今まで受けたストレスクリアのセッションの中で
一番感動したセッションがあります。



終わったあと、
涙があふれてしまうセッションでした。

このセッションは
未来と過去を統合するというセッションでした。

テーマは311からはじまった、
私の過去の苦しかったことをとりあげてもらいました。

コーチに、
なかなか普段だせなかった想いに寄り添ってもらうなかで、
忘れていた想い、昔から大切にしていた想いに気づき、
とてもうれしいような、感動する体験でした。

私が大切にしていたこと、、
それは安心の網の目でした!

安心の網の目

そこからセッション中に思い出したこと、、


中学生ぐらいの頃、

サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」で、

主人公が、お花畑で遊ぶ小さい子どもたちを、
崖だかどこからか落ちないように、
助ける人になりたいんだと、
言っていたのを思い出しました。

(すみません、だいぶ昔のことで、
手元に本もないため記憶があやふやです。)

その時のイメージも安心の網の目

崖から落ちそうになっても、大丈夫。


もし落ちたとしても、
下に網でがっつりとガードされているから、
下に落ちずに、網に引っ掛かる。

父が脳梗塞で倒れ、障害が残った時も、
ああ人っていつでも障害者になる可能性があるんだなあ、と思った。

いつだって転んだり、
倒れたりする可能性があるのだから、

私は私の保険のためにも、
地域の中で、いつだって転んでも、
道を踏み外して、落ちそうになっても、
ずっと下に落ちてしまわずに、
ガッチリと受け止め、
守ってくれる安心の網の目のような存在に
なりたいと思ったのです。

だから看護師になったのでした。

時を同じくして、小泉内閣の時、
社会保障が弱くなっている。
弱者のセーフティネットが昔より
弱くなっている、と報道されていました。

あ、そうそう、ネット。網の目よ。

安心の網の目

サーカスで空中ブランコや綱渡りする人の下に
張ってある安心の網の目。

万が一、落ちても大丈夫。

そんなイメージの安心の網の目。

普段忘れていた、大事にしてきたものに
セッション中に、気づいたのでした。


今、苦しいのは、苦しかったのは、
安心の網の目をつくりたくて苦しかったのだなと、
気づくことができ、

そうそう昔から私、これ大事にしていたよねって、
うれしいような、感動するような。
そんなセッションでした。

過去が過去になる

そして、苦しかった過去が不思議と、
もういいよって言ってくれるような、
過去が本当に過去になったように
気にならなくなったのです。

 

ストレスクリアのセッションでは、

普段、日常に埋もれ、
忘れていた無意識の想いに、
気づいたりすることがよくあります。

それをセッションでふと思い出したりすると、
なんだか胸熱くなるのです。

安心の網の目


つづく

私のストレスクリア 物語4

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